クルーズ旅行の基本から、エリア&客船選び、乗船までの流れ、船や寄港地の楽しみ方まで解説!

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TOP > クルーズのマナー > ドレスコード【フォーマル編】

これで安心 ドレスコード フォーマル編

せっかくのフォーマル、ドレスアップを楽しみましょう


「クイーン・エリザベス2」でのフォーマル。英国伝統の服装もあり、若い人も思いきりドレスアップを楽しんでいる
「クルーズ」=「ドレスコードが難しそう」。そんな不安を持つ理由の一つは、3種類のドレスコードの具体的な違いがわかりにくいこと。そして「フォーマルってどのくらい豪華に気飾らなければいけないかわからない」と理由からきているのではないでしょうか。

ガイド記事の「これで安心!ドレスコード カジュアル編 」や「これで安心! ドレスコードインフォーマル編 」で、何度か説明をしてきましたが、同じドレスコードでも、客船のグレートによって、ドレスアップ度はかなり違います。

「フォーマル」の場合も、客船のグレードでかなり違いますが、この日ばかりは、どのようなグレードの客船でも、乗客の多くが「華やかに着飾って楽しんでしまおう」という思いを持っているのは共通かもしれません。

「フォーマルの日」は、キャプテン主催のカクテルパーティーの日やフェアウェルパーティー(さよならパーティー)、または終日航海日でちょっとのんびりと船上ライフを楽しんでいる日に設定されています。

荷物を持っての移動がない旅だからこそ、ドレスアップして夜を楽しむという、クルーズならではのイベントをぜひ積極的に楽しみたいものです。

次は、客船のグレード別のフォーマルの流儀を紹介!

カジュアル客船なら気軽に華やかなドレスアップを


イタリアのカジュアル客船MSCクルーズのフォーマル。男性はスーツ、女性はちょっとドレッシーに。カジュアルなこれで十分!
カジュアル客船の場合、男性のタキシード率は10?20%と考えましょう。もちろん、よい機会と捉えて、タキシードを着ても、このグレードの客船は、大きなきらびやかな客船が多いので浮くことは決してありません。

アメリカを代表するカジュアル客船のカーニバル・クルーズ・ラインなどでは、船上でタキシードのレンタルも行っているので、気が向いたら、借りて着るのもお勧めです。というのも、わざわざ日本から持参するには、靴やカフスなど小物も多く、荷物がかさばるので、「無理しない程度」がベストなのです。


アメリカのカジュアル客船、ロイヤル・カリビアンの船で初クルーズという3世代親子
カジュアル客船の場合、そんなにドレスアップをしないでよい一方、「日本では恥ずかしくて着れないわ」というような思い切ったドレスを着る楽しみもあります。

ちょっと派手でなかなか袖を通す機会がないドレスがあれば、ぜひ持参しましょう。きらびやかな船内では、どんなドレスでも意外にしっくりきます。

適当なものがない場合は、発着地や寄港地で買ってしまうのも一つの手です。アメリカやヨーロッパなら、華やかなドレスが安価で買えます。普段着ないようなドレスを着て、船上にいるプロのカメラマンに撮影してもらえば、いい思い出になるはずです。

プレミアム客船なら、一段シックなカクテルドレス


歴史のあるホーランド・アメリカ・ラインでのフォーマル
カジュアル客船より少々落ち着きがあり、サービスも上質な「プレミアム客船」であれば、男性のタキシード率はぐんと上がります。6割くらいがタキシード、3割がダークスーツくらいでしょうか。

女性も「とっても華やか」を若干トーンダウンして、シックにすると洗練されたフォーマル感が出ます。圧倒的にロングドレスが増えるのも、このプレミアム客船から。

ドレスアップ度はその上のグレードである「ラグジュアリー客船」とあまり大差がありません。ただ、小型客船が多いラグジャリー客船より、人数が多いのでちょっと全体の傾向と違っても目立たないのがありがたい限り。ラグジャリー客船に乗る前に、プレミアム客船で雰囲気をつかむのもいいですね。


若い人もきちんと正装するのがプレミアム客船
不安な方は、「黒、ロング、光る素材」をキーワドにまとめればうまくいきます。黒のロングドレスだとさびしい印象がありますが、光沢のある素材を織り込んだ生地や、スパンコール、ビーズのついたものであれば、キラキラ感が増し、フォーマルらしくなります。さらにオーガンジーやキラキラしたストールなどを羽織れば、ばっちりです。

次は、ちょっと緊張するラグジャリー客船のフォーマルを公開!

ラグジャリー客船では良質のフォーマルを


手の込んだ美しいアクセサリーが黒いドレスをぐっと引き立てている
ラグジャリー客船でのフォーマルは一層華やかです。男性のタキシード率は8?9割にぐんとアップ。女性のロングドレスも個性的なものが増え、バリエーションが出てきます。少し裾を引きずるような長めのマーメイドラインであったり、中世の舞踏会を思わせるふんわりしたものだったり……。

また、背中が大きく開いていたりして、露出度が上がるのも特徴かもしれません。想像するに、このグレードの客船に乗る乗客は年を重ねてもエステなどでお肌のケアも欠かさない女性たち。大胆なドレスが似合うのもなるほどです。


男性も白いタキシードが多いのがラグジャリー客船の特徴
そして、他のグレードの客船と、ラグジャリー客船のフォーマルの大きな違いは、多くの乗客が「フォーマルを着なれている」ということです。クルーズの旅だけでなく、生活の中でいろんなパーティーで正装をすることが多いので、品よく華やかな服装を自然に着こなしているのがよく分ります。

男性も黒いタキシードだけでなく、白やグレーなど、いろんな色のタキシードやドレスシャツ、蝶ネクタイ、カマーベルトの方がいます。日本ではまだ黒いタキシードが圧倒的なので、これを機にタキシード研究をしてみてもいいですね。

正装した自分と周囲の雰囲気を楽しむのが、フォーマルの極意!


クイーン・メリー2のカクテル・パーティー
ラグジャリー客船の乗客は「フォーマルを着なれている」と書きましたが、だからといってひるむことはありません。日本人の正装である着物を着なれている方であれば、ぜひ慣れた着物にしましょう。

この場合は絹で柄が大きくつながったもの、華やかな色のものがお勧めです。男性も袴を着る方もかなりいらっしゃいます。英国男性が英国貴族の正装だったキルトスカートを着るのと同じです。いろんな国の正装が見られるというのも、客船という国際的な舞台だからこそ。

おっかなびっくりの「フォーマル」も一度体験すれば、「ああ、こんなものか」と安心するはずです。さらにアレンジして楽しみたくなるでしょう。女性であれば、船上の美容室に行って、ぜひヘアもドレスアップ! 服装だけでなく、気持ちや振る舞いもきりりと引き締めつつ、優雅な時間を思いっきり楽しんでください。

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