クルーズ旅行の基本から、エリア&客船選び、乗船までの流れ、船や寄港地の楽しみ方まで解説!

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海側? 内側? 気になる客室選びはこう判断!

窓なしから、バルコニー付きまで、客室タイプはいろいろ!

ホテルに例えられるクルーズ客船ですが、大きな違いは、客船の場合、かなり具体的に客室のカテゴリーを選ばないといけないところ。
リーズナブルなカジュアル客船ならバルコニー付きの客室も意外と手ごろな料金!(写真はカーニバル・リバティの客室)
窓のない内側の客室(インサイドとも呼びます)から、海側の窓付き、バルコニー付きの客室、さらにはスイートルームにもいくつか種類があり、クルーズ代金も客室カテゴリーによって明確に分かれています。

また客船の場合は、上の階のほうが良いカテゴリーの客室とされ、クルーズが終わった後、下船は上の階の乗客から下りるなど、特典もあります。同じ面積、同じレイアウトの客室でも上の階の客室のほうが料金が高いという場合もあるのです。

日本人の場合、「一応、人様の手前もあるから、真ん中より少し上のランクくらいじゃないと恥ずかしい」という方が多いのですが、実際にはどう選ぶのがよいのでしょうか。

予算的に無理をしないのが基本。 客室は眠るだけと割り切るのもアリ

クイーン・メリー2の内側客室。ムーデーな客室なので、夜眠るだけなら十分!
客室選びでまず心がけたいのは、予算的に無理をしないということです。よほど、「今回は、客室にこもって、海を眺めていたい……」などという場合以外は、無理のない予算で客室を選びましょう。

たとえ、窓のない客室でも、船上のデッキや大きな窓のあるラウンジなど、船内には気持ちよく海を感じることができる場所はたくさんあります。

バルコニーなしの海側客室(アメリカ西海岸クルーズを行っているロイヤル・カリビアン・クルーズのモナーク・オブ・ザ・シーズ)
巨大な外国船だと、日中の観光に加え、船上には大きなプールやパットゴルフ場、船内にも、ラウンジやシアターなど遊びところがたくさんあり、イベントも目白押し、夜もバーやディスコ、カジノなどがたくさん。「結局、客室に帰るのは、眠るだけだった」という方も多くいます。

外国人の方のほうが、意外にこだわらず、内側のない客室でも「お得で楽しい!」と割り切って利用している人がたくさんいます。「子供たちと一緒の時はリーズナブルに内側の客室、でも夫婦のアニバーサリーにはアップグレードしてよい客室」などと、上手に使い分けているのが印象的です。

初クルーズやエリアによっては頑張って海側客室がイチ押しの場合も

移りゆく景色や街を眺めながら、自分だけの空間が満喫できるバルコニー
とはいえ、初めてクルーズを体験する方で、内側と窓側の代金がそんなに違わない場合は、ちょっと無理をして、窓側を選ぶのをお勧めします。せっかくの初クルーズ。ベッドやソファにゆったりと体を休めながら、映りゆく景色を眺めるのはやっぱりクルーズの醍醐味です。

またエリアによっても窓側がお勧めの場合もあります。例えば、バルト海や地中海など島や街などが多くあるエリアや、朝から夜まで景観がよいアラスカなど。わざわざ屋外デッキや大きな窓のあるラウンジに出向くことなく、パジャマのまま、街に近づくシーンや大自然を、客室でのんびり堪能したいものです。

最近はバルコニー付きの客室も随分と増えてきました。寒いエリアなら窓だけでも十分ですが、暖かいエリアなら、朝食はルームサービスでバルコニーに運んでもらって、潮風に当たりながら、自分だけの空間で食事タイムなんて、最高の贅沢です。

下のフロアを選ぶ意外な理由

窓側の客室。バルコニーに出れないような寒いエリアなどは窓だけでも景色は十分楽しめる
窓側やバルコニー付きの客室はもちろん快適ですが、内側客室でもあまり気にならない場合もあります。例えば、陸地があまり見えないコースや、寄港地がお楽しみのカリブ海などです。

島などを目指し、大海原をひたすら航行するクルーズなら、海が見たくなったときに、外のデッキにひょいと出ればよいだけ。またカリブ海など暖かいエリアを行く場合は、船上のプールサイドでリクライニング・チェアに寝そべって1日のんびり過ごせばよいわけです。

また、前ページで上層階ほど、クルーズ代金も高くなると書きましたが、お金があっても下の階を予約する方もいます。というのも、下の階のほうが船が揺れず、船酔いしにくいため。低層階の船体中央が一番揺れにくいとされています。

日本人乗客が一番リクエストするのは、良いカテゴリーや高層階よりも「バスタブ」があること
また、「海を近くに感じられるから」という理由で下の階の客室を選ぶ人もいます。高層階はビルの10階以上の高さに匹敵しますから、確かに海からは少し距離があり、イルカなども水面に近い階から見るより小さめかも。

また、下の階のほうが、ダイニングやいろんな施設に近いなど、低層階ならではの利点もあります。また、世界一周クルーズに何度も参加する方の一部は、「代金が安い客室でいいので、その分何度もクルーズに参加したい」という人もいます。

一度クルーズに参加して、バルコニーや窓付き客室の価値などがわかってくれば、あとはエリアや自分のお財布と相談していけばよいわけです。

ラグジャリー客船のシルバーシー・クルーズは全室スイート。バルコニーがない客室もあるが、ゆとりはさすが

スイートルームなども、バトラー(執事)付き、スイートルーム利用者のみのラウンジがある船、スイートルームの利用者のみが利用できるフロアを持つ船なども増えてきました。ここぞ! というときは、こんなプレミアムな客室を選ぶのもよいですね。

全体の質が高いラグジャリーな船で平均的な客室を選ぶか、料金が安いカジュアル客船で思い切って、良い客室を選ぶか……など、選択肢や考え方は人それぞれ。自分にぴったりの客室選びをぜひ身につけてください。

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